気象予報士2670号(金子大輔)の社会バッサリ!ブログ

アンチモラハラ・アンチ年齢至上主義・アンチナタリズム・アンチ労働カルト……等々の視点から社会ネタを書いていきます。

【即効】吃音を直す応急処置

実は私自身、高校生くらいまで吃音に悩まされた。
幸い、地元・小岩には「花沢研究所」という吃音の研究所があり、そこで訓練を受けた。今は完全に克服。教員として大勢の前で話したり、選挙運動にまで首を突っ込んで、マイクをもって街で話すまでになっている(笑)。


よく誤解されるのだが、「こ、こ、こ、こんにちは」みたいに言う人は、吃音の中でもかなり軽症に入る。中程度以上になると、「こんにちは」と言えそうにないときには「どうも」とか「おはようございます」など、別の言えそうな言葉に置き換えて話すようになるから、少しの会話でもえらく疲れるのである。

 
中程度以上の吃音になると、一朝一夕に完治させるのは難しいが、応急処置として試してみるべき方法はある。

1.息を吐きながら話す
吃音の人は、無意識に息を吸いながら話そうとする習慣がある。これではまともに声が出るはずがない。思い切り息を吸い込み、吐き出しながら発声してみよう。

2.とにかくゆっくり
吃音の人は、ほぼ100%早口である。「聞いている相手が眠ってしまうのではないか」というくらいにゆっくり、語幹を伸ばすように心がけると、驚くほどスムーズに発声できる。


3.お腹に力を入れる
これだけで勇気が湧くし、呼吸も安定する。


以上の3つの方法は何も道具がいらず、すぐに試せるものばかり。試してみる価値は多いにあると思います。