「小人閑居して不善を為す」という諺があります。
つまらない人間が暇してると、ろくなことをしない
という意味です。
忙しいときは、誰もが目の前のことに集中しますが、
いざ暇になったときこそ、その人間の器が現れるのです。
教養があり、頭にたっぷり知識や知恵が詰まっている人なら、
研究したいこと、調べたいこと、勉強したいこと、
見たいこと、聞きたいこと……無数にあるので、
暇になると却って忙しそうになるという矛盾が起こります。
サービス精神が旺盛な人であれば、
ボランティア活動に参加したり、NPO団体を作ってみたり、
地方議員に立候補を企てたりするかもしれません。
問題なのは、頭がからっぽで自分がない人です。
そういう人が暇になると、たいてい他人をジロジロ監視するようになり、
おせっかいや理不尽な束縛に走ります。
「社畜」は往々にして、
このようなおせっかい・束縛・干渉に走りやすい特徴があります。
今回は「社畜」のそんな生態をぶった切ってみましょう。
★社畜の基本(おせっかい編)
💀仕事よりも熱心なモノがあるのは許せないと思う
💀仕事で一人前になる前に、趣味を持つなんて許しがたい
💀飲み会に出席しない人が許せない
↑「私(仕事)だけを見てくれないなんてムキーッ!」ってヤツですね。
💀他人のプライベートに土足でずかすか侵入してしまう
↑「社畜」は人権意識が丸々抜け落ちてることが往々にしてあります。
💀「仕事が早く終わったから早く帰る」のが許せない
💀有給を完全消化なんて許せない
💀定時で帰るなんて犯罪だと思う
💀休日にも勉強会や会議を入れて部下を監視したい
💀退職予定の人に「辞めた後どうするの?」としつこく聞く
↑「束縛できない」ことに大変な不安を覚えるのでしょう
💀「学生気分を職場に持ってくるな」と思う
↑明るく大らかでキラキラした人は、束縛しにくいからねぇ……。
💀他人の出退勤の時刻が気になる
💀他人がトイレに立った時間が気になる
💀他人が有給を取ると気になる
💀とにもかくにも、他人の行動が気になって仕方がない
↑きんもっ~!
よい彼氏(彼女)か否か、を一発で見分ける方法として、
「束縛するか否か」という観点があります。
束縛しないということは、一人の人間として尊重している証拠ですが、
束縛するのは、所有物として独占したいだけです。
「束縛は愛の証」なんてことは絶対にありません!
どうか「社畜型彼氏(彼女)」に騙されないように。